リフォームの現場です。
断熱と耐震のリフォームをしています。
断熱は断熱材の入れ替えとサッシの取り換えがメインになります。
こちらは新築の家ですが、ポリスチレンフォームの断熱材を使って
います。
断熱材もいろんな種類があります。
グラスウールが一番多いですが、スチロール系の断熱材も多種あります。
ほかにもウレタン系の吹き付けやセルロースファイバーなどもあります。
それぞれ一長一短ありますが、これから先もっと断熱性能を上げるとな
ると柱の幅よりも厚みのある断熱材が必要になります。
そうなると付加断熱として外張りの断熱材が増えてくるのではないかと
思います。
外張りの断熱材は内側の断熱材に手を加えることなく外壁に付加するだけで
効率よく断熱できます。
ただ、既存の外壁材を撤去しなければならないこともあります。
そうなると施工費はかさむのですが、昔の家のように土壁で造られた家には
効果的ではないかと思います。
土壁の特徴を生かしたまま断熱することができます。
近畿地方、中でも奈良県は温熱区分としてもそれほど厳しい地域ではありませ
んが、（生駒や都祁といったランクの違う地域もあります）これから先、もっと
断熱性能の向上は求められると思います。
しかし、HEAT20におけるG2レベルとなると（そこまで必要かどうかは別として）
外断熱はこれから普及しそうです。
