日本の企業は世界の中でも長寿命と言われます。

「金剛組」などは世界で一番古い企業(創業576年)ともいわれます。

しかし、今ある日本の会社の数は約300万社

そのうち、後継者に問題を抱える会社が約180万社(6割)

そのうち毎年の税務申告が赤字の会社が約2310万社(7割)

というデータがあります。

社長の高齢化が進んでいるのに後継者がいない

自社を維持していくための資金がない

これが日本の会社の現実と言われます。

日本の会社全体の99%が中小零細企業で日本全体の雇用の7割

を造っていると言われます。

中小零細の場合、後継はほとんどが親族です。

ここ数年は、親族外の後継も増えてきている傾向もあるようですが。

後継となると正の遺産もあれば負の遺産もあります。

それゆえ、親族での後継が多くなるのだと思います。

中にはやむなくは廃業の道をたどる会社もあります。

そうなると、その会社が持っていた技術や知名度、人材が消失してしまいます。

これは大変もったいないことです。

その資源を再活用して新たな商品や価値を造り出すことができれば新規に起業

するよりもメリットが多いように思うのですが、そんな再建のシステムができ

ればいいと思うのですが。