橿原万葉ホールに「こども科学館」という施設があります。

先日、ここに寄った時面白そうなので覗いてみました。

「フーコーの振り子」というものです。

これで地球の自転が証明できるという装置です。

単純にかなり長い振り子が揺れているだけなのですが、少しづつ

方向を変えていきます。

恥ずかしながら、最初はどうして振り子がずれていくのか理解で

きませんでした。

赤道付近では振り子は回転しません。

北極点や南極点では1日に1回、回転します。

それでやっと理解できました。

日本のような緯度が中途半端なところにあるからわかりにくかったのですが、

北極点や南極点ならわかります。

振り子は単純に左右に揺れるだけですが、地面が回転しているので見かけ上

地面の上で見ている人は振り子が回転していくように見えます。

他にも、「空間の計算尺」

「時間の計算尺」

など大人でも?楽しめそうな(そうなるのかと思う)物がありました。

子供は頭が柔軟なのであっさりわかることがあるかもしれませんが、

大人になるとなかなか理解しにくいものもあります。

反対に子供のころどうしてもわからなかったことが、今になって考えてみると

「そういうことだったのか」とあっさり理解できるものもあります。

それにしてもいつも思うのは、いつの年代でももっと勉強しておけばよかった

ということです。

遅まきながら、「今からでも」と思っています。