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長期優良住宅のメリットは基本的な部分である程度の性能が確保されている

ので長期にわたり良好な状態で住めることがメリットとなっていますが、

適切な維持管理をしていくことが前提であることには違いはありません。

車もメンテをしないで乗り続けることができないのと同じです。

 

それ以外とメリットとしては減税の効果があります。

所得税の住宅ローン控除

控除対象限度額が一般の住宅が2000万円のところ長期優良住宅は3000万円

となります。10年間の最大控除額が一般200万円、長期は300万円となります。

所得税の投資型減税

性能強化費用相当額(上限500万円)の10%相当額を所得税額から控除できます。

登録免許税の軽減

不動産取得税

一般住宅1200万円の控除のところ、長期は1300万円の控除となります。

固定資産税

一般住宅で控除期間が3年のところ、長期は5年となります。

 

地域ブランド化事業の一環として長期優良住宅に1棟当たり100万円の補助金が

支給されています(枠に限りがあるのですべての住宅が対象にはなりませんが)

が、この補助金もここ数年でなくなると言われています。

新築住宅よりも既存住宅の活性化や空家問題の方が重要ですから、そちらに予算

を回すことになるのかもしれません。