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最近よく使われるようになった金属系(ガルバリウム)の屋根材です。

ある程度耐候性もあり軽いので増えてきました。

他にもカラーベストや瓦屋根、セメント瓦などがありますが、これら

に比べても施工費比較的安く済みます。

当社もガルバリウムと和瓦はよく使いますが、カラーベストはまず使い

ません。

安価なのですが、耐久性の面で劣ります。

金属系の屋根のデメリットは、熱を伝えやすいのと音の反射です。

通気層を設けた断熱と遮音の対策は必要です。

音に敏感な人だと雨の叩く音が耳に着くそうです。

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内部の状態ですが、屋根面に断熱材を入れています。

また、断熱材と屋根下地の間には通気層を設けています。

換気はこの家は棟換気です。

当社はエアパス工法の家も施工しますが、予算の都合で普通の高断熱も

施工します。

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サッシは今では一般的なアルミと樹脂の複合サッシです。

樹脂だけのサッシもかなり普及していますが、家全体で温熱等級(4)

をクリアできれば樹脂サッシにこだわる必要はありません。

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軒のでは90㎝を標準にしています。

暑い夏の日差しや雨の多い時はやっぱり軒が長いと助かります。

1m20㎝位出せればもっと日差しはカットできると思いますが、あまり

深くすると影が多くなって冬に日差しが取り入れにくくなります。

また、1mを超えると建築面積にも算入される事になります。

 

当社は、長期優良住宅を標準にしています。

長期優良住宅の何が得かと言われると説明しにくいですが、これがこれから

の住宅の標準になってくるでしょう。

耐震性や断熱性(温熱等級)劣化対策など一応国が決めた基準を満たしている

というお墨付きのようなものです。

中にはこれが住宅の長期利用に効果があるのだろうかという基準もあること

は確かです。

今も残っている古民家と言われる家のつくりを否定するような基準もあります。

自然素材を多用したなるべく新建材を使わない家づくりに対しても基準をクリア

しにくくなっています。

いいところは取り入れるべきでもあるでしょう。

実際長持ちしているのですから。