IMG_4721

解体工事 皆さんも時々見かける工事です。

住宅から大きなビルまで老朽化すれば解体することになります。

「空き家対策特別措置法」では「特定空家等」に指定されると

解体という措置を講じるよう催促される可能性も出てきました。

 

こちらは、中古の家を購入された方が建て替えのために解体を

されました。

解体という工事は気を使います。

近隣からのクレームが発生しやすい工事だからです。

どうしても音と振動と埃を伴います。

他の構造物を痛めてしまう可能性もあります。

お隣の方が、「解体に伴う振動で壁にひびが入った」

とか「家の屋根が埃だらけだ すぐに来い」といったクレーム

の経験があります。

 

個人で直接解体工事を依頼する人もいますが、なるべくなら

工務店など管理してくれるところを通した方が無難です。

以前、何も知らずに直接解体工事を依頼された方がおられました。

(そんなことができるとは思ってませんでしたが、依頼することが

できます。知り合いが解体工事をしているのならわかりますが)

直接依頼すると、窓口が施主さん自身になります。

いい業者さんが事無く仕事をしてくれれば、何の問題もないのですが、

クレームの発生しやすい工事だけに問題が起きるとクレームの窓口に

なってしまいます。

また、後から入る業者さんも同じような目で見られることになります。

何事も最初が肝心です。

ここで問題を起こすと最後まで尾を引きます。

 

今日、無事に解体工事が終了しました。

クレームらしきこともなく一安心です。

我慢してくれている人もいるかと思いますが、ご協力ありがとうございました。