梅雨はまだ明けていないようですが、ここ数日暑い日が続きます。

冬に凍死というニュースはめったにありませんが、夏は「熱中症」

が原因で亡くなる人がいます。

「冬は服を着こめば暖かくなる」とか「動けば体が温まる」が、

「夏はどうしようもない」といいます。

またこれも個人差があって「夏」が得意な人、「冬」が得意な人

に分かれます。私は夏のほうが好きです。

調べてみると、「人はとびぬけて暑さに強い動物」のようです。

「真夏の炎天下でマラソンできる動物は人間しかいない」

ということです。

人間は最大1時間に1500グラムの汗をかくことでき、これが蒸発する

ことで1000W分の熱を放出することができるのだそうです。

人間が進化の過程で身につけた能力とも言われます。

脚が遅くても獲物を捕まえる、または敵から逃げるには長時間追い続ける

か、逃げ続ける、しか方法がなかったからといわれます。

一方、寒さに対してはどうかというと人間の体表には温点と冷点があって

寒さを感じる点と暑さを感じる点がありますが、冷点のほうがはるかに多

いそうです。

寒さに対して警戒するようにできているということです。

文明が発達して寒さに対する恐怖は薄れてはいても本来は暑さに強く、

寒さに弱い動物のようです。